こんばんは。百福です。
「額賀円也展」先ほど終了しました。
沢山の皆さまに額賀さんの器を手にいていただきありがとうございました。
ワイルドながら品のよい器たち。
日々の食卓で楽しんでいただければ嬉しく思います。
額賀さんは、現在岐阜県の土岐で作陶なさっています。
額賀さんの作品を初めて拝見したのは、多分15年以上前。まだ瀬戸の陶器市などに出展なさっていた頃です。
瀬戸や美濃あたりの土というのは、なかなか独特で、どちらかというと茶陶向きの土なのだと思います。しっかり形を作り上げるのに向いている。そういうところで、その土を使って、刷毛目や粉引の、器を作っていた額賀さん。
時間を経て、今は向付などの懐石の器にも向き合うようになって、作る器のバリエーションがぐっと増えたように思います。
刷毛目などのカジュアルな器がもつおおらかさと、懐石などの器がもつエッジのあるもの。その両方が合わさって独特の魅力を作り出しているなぁ、ということを感じた個展でした。
また2年後、どんな器を持ってきてくださるか、今から楽しみです。
