
「脱力系」
が、関口さんの器。
緊張感のあるものは苦手で、ギラギラしたところのないものが作りたいのだそうで。
食卓では、肩の力も、肝の力も抜いて、くつろいだ状態でいられる時間を味わっていたい、というのが関口さん。だから、個性を極力排除し、プロダクトに近い作り方をしようと思って試行錯誤しているとか。
今回並んでいる器たち、花器以外のほとんどは、型を使って作られています。
かっちりしすぎず、かといって、ゆるすぎず。ちょうどいい塩梅で型のラインを調整した結果、関口さん的、脱力系の器ができあがる。
使い込んだ状態が、いい。
と関口さんは言う。
少しずつ色がついたり傷がついて、景色になじみ、日常の一部になって、その景色が心地よいものになる。
そういう器を作っている。






Sat, Jun 17 – Fri, Jun 23
Noritaka Sekiguchi Exhibition
Noritaka Sekiguchi is a ceramic artist in Shiwa Town, Iwate Prefecture.
He expresses the colors of the soil, water, flowers, and trees around him in the vessels he creates.
“I want to make unpretentious ceramics,” he says.
The gentle and gentle vessels are lined up.
Please come and visit us.
関口憲孝さんは岩手県柴波町で作陶しています。
身の回りにある土や水、草花や木々の色を、
器に写し出しています。
「気取りのない器を作りたい」
という関口さん。
穏やかで優しい器たちが並びます。
ぜひ、お運びください。
6月17日(土)〜23日(金)
会期中無休
営業時間 12時~18時 最終日17時まで