蜂谷隆之さんから、久々に、百福オリジナルの合鹿椀が入荷しました。
高台の高い、かなりおお振りな椀です。ごはんものの丼や、おうどんを食べたりするのにちょうど良い大きさです。
合鹿椀は、古くは石川県能登(旧柳田村)で作られていた厚手で素朴な椀だったようです。輪島塗の原型とも言われているそうで、その地域では日常使いの器として使われていたものです。
昔は床座での食事だったため、食事をしやすくする工夫として、高い高台で作られていたそう。
高台のある椀の好きなももふくですから、やっぱり作ってもらわねば!ということで、ももふくを始めた頃にオリジナルで作ってもらった椀のひとつが、この椀でした。
蜂谷隆之さんから提案いただき、艶ありの仕上げで作ってもらっています。口周りにぐるっと大胆に布貼りがポイントです。
もともとは朱の椀のみでしたが、今回は黒も作ってもらいました。
このままでも艶がある椀ですが、使い込むと、もっともっとピカピカになる椀です。それが使い込んで、傷がついたりしていく中で、とてもいい味わいに変わっていくのが、楽しい。実に使いでのある椀なのです。
我が家では、この季節に食べる、たっぷり豚汁などは、この椀にたーんと盛っていただきます。おじややお雑煮、お茶漬けも、この椀で食べることが多いです。
これは、お茶漬け、だったかな? もしかしたら親子丼だったかも。最近写真を撮っていなかったので、古い画像を探してきました。
大きな椀ですから、お値段もそれなりにしますけれども、ずっとずっと使えるものですし、使うたびに「やっぱりいいな」って思える器です。
漆の大椀をお探しの方にも、麺鉢やどんぶりをお探しの方にも、おすすめです。
蜂谷隆之 百福オリジナル合鹿椀 朱
蜂谷隆之 百福オリジナル合鹿椀 黒
径14cm×高さ11.5cm
27500円(税込)
オンラインショップよりお求めいただけます。
以前お求めいただいた方で、買い足しをご検討の方へ。
若干サイズと形状が変わっていますので、あらかじめご了承ください。
(ほんの少し大きく、高さも高くなっています)