今日は、天野志美さんの金継教室4回目。
前回「こくそ」を塗った箇所の、はみ出している漆を削る作業から。
この削る作業、器の丸みや凹凸があったりするので、
なかなか骨のおれる仕事です。
継いだ箇所の漆は平す程度にしつつ、
はみ出している箇所をしっかり削っていきます。
修復した箇所の漆がどうなっているのか、
図解で説明をする天野さん。
それから、継いだ箇所に筆で漆を塗っていく作業のために、
筆で絵を書く練習。
漆は絵の具などとは違って、粘度のあるものなので、
筆をどう使うと綺麗な線が描けるか、を練習しました。
そして実践。
先ほど研ぎ出した修復箇所に、いよいよ漆をのせていきます。
漆はのせすぎると乾きが悪く、ちりめんジワのようによれてしまったり、
乗せなさすぎると強度がでないので、
丁度良い加減にのせていくことが大切。
ここからは、研いで塗って乾かし、研いで塗って乾かし、という作業を、
くりかえしていきます。
次回もこの続きから。