先日、ガラス作家の田井将博さん(左)と粉引の高木剛さんが、
店に遊びに来てくれました。
田井さんは香川から、高木さんは京都から。
なんでも来る途中で出会ったので一緒に来たとか。
なんか、似たお二人です。
年齢も一緒。
そんなお二人に今年はどんな一年だったのかを聞いてみました。
今年はとても忙しい一年だったそう。
7月にももふくで開催した3人展の作品も、
大好評でした。
注文も殺到しているそうで、
田井さんの工房で開催していたガラスの体験教室は、
今はお休みしているとか。
「来年はどんな年になりそうですか?」
「しばらくは、今作っているモールの輪花のシリーズに、
力をいれてやっていきたい」
とおっしゃっていまました。
そんな田井さんには、来年の夏にも再び展示会をお願いしています。
2人展の予定ですが、決まりましたら、また詳細をお知らせしますね。
今年は「高台皿」が大人気でした。
以前から、ずっと作ってもらっていますが、
今年は本当に沢山の方の元に旅立っていきました。
「人気の秘密はなんでしょう?」
「李朝の祭器の写しで、形が好きで作っていたんですけれど、
もともとそんなに売れる器ではなかったんです。
それを京都のお菓子屋さんで使ってもらえるようになって、
それが最近、SNSで広がった、という感じです」
「白っぽいもの、御本のあるもの、土味の効いたもの、
いろいろ作ります。好きなタイプを選んでもらえれば」
とおっしゃっていました。
また、
「最近薪窯の仕事が楽しい。
(薪窯用に)土を作ったり、薪を割ったり、という、
作業や手間が、自分の仕事のペースにしっくりくる。」
高木さんには、来年9月の終わりに個展をしてもらうのですが、
「個展には、期待されている以上のものを持っていきます!」
と力強くおっしゃっていましたので、
皆さまも、どうぞ、期待を沢山かけて、楽しみにしてくださいね^^
そんな感じで、制作のこと、家のこと、作業場のこと、
などなど、いろいろな話で盛り上がりました。
作り手の話は楽しくて、ぜんぜん飽きないのですよ。
ついつい長話になってしまいます。
個展や展示会など、作家がいるときは、
是非皆さんも、いろいろお話を聞いてみてくださいね。