『藤吉憲典展』のDMに載せたように、今回は飯碗と湯呑みを沢山作ってくださいました。
(DMの表面は飯碗で、裏面には湯呑みを載せたのです。)
こんな感じに、セットで揃えられものもいくつかあって、これが並ぶ食卓を想像するだけで楽しい。
もちろん、飯碗だけ、湯呑みだけ、で販売しています。
でも、揃っていたら楽しいなぁって。
飯碗や湯呑みは「自分のもの」として揃える、特別なものですよね。
こういった器は「属人器」といって、Wikipediaによれば「日本や朝鮮の食文化の特徴」だそうで、他の文化圏では見られないもの。
子供の頃から当たり前のように、お茶碗を新調するときは「自分のもの」として選んでもらったり、自分で選んできたりしていると思います。
食は自分つくる礎で、その中でも「主食」とされる「ごはん」を盛る器を「属人器」にしているのが日本の文化。
自分を大切にすることにつながりますので、ぜひ、ご自身のために「飯碗」を選んでみてくださいね。
「いいものというのは人それぞれにありますが、きちんと選んであげてください」
って、先日読んだ土井善晴さんが書かれた「一汁一菜でよいという提案」にも書いてありましたよ♪
藤吉さんによると、飯碗の絵柄は「どういうものを描くといいのか」、バランスが難しいそうです。
昔から好まれて作られている柄というものも、もちろんありますが、蕎麦猪口ほどのバリエーションがあるわけではなく、飯碗の形や大きさによっても、合うものが違ってくるので、絵柄を決めるのが難しい。
今回の個展には、そうした中から厳選して「コレだ!」というものが、並んでいます。
ぜひ、「自分だけの飯碗」を選びにいらしてくださいね。
今回の飯碗は、どれも径11cm×高さ5cmくらい。価格は5400円〜10800円です。
藤吉憲典展
2016年12月3日(土)〜10日(土)
12時~19時 最終日17時まで
会期中無休
近年はアート作品に意欲的に取り組んでいる藤吉憲典さん。
今回は「食器を沢山作っていきます」とおっしゃっています。
アートと向き合ったからこそ、食器という「用途のあるもの」
への思い入れが増しているのだそう。
絵付けだけでなく、その細部のつくりまでが美しい器を
ぜひ手にしにいらしてください。
うつわ ももふく
194-0013 東京都町田市原町田2-10-14-101
TEL 042-727-7607
小田急線・JR横浜線 町田駅より徒歩10分〜15分
※専用駐車場はございません。
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