器には作った人があらわれている。
作家の、それを作った、その瞬間が、あらわれている。
その人、そのものだ。
ということを言ったりしますと、
「じゃぁ、感じがよい人が作ると感じがよくて、感じが悪い人が作ると感じが悪いんですか?」
と言われたりします。
でも、ちょっと、そういうこととは違う。
例えばその人の性格、みたいなものは、確かにある。
豪快なのか繊細なのか、せっかちなのかおおらかなのか、みたいなものは確かにあるし、それは結構わかりやすくあらわれていると思う。
けれども、そういう表面的なこととは別のものが、そこにはある。
その人の芯の部分、それを作った瞬間のゆらぎみたいなもの。
その人の抱えているもの。その人の魂みたいなもの。
どう向き合っているか。
形のあるものは「すがた・かたち」に目を奪われがちなのだけれども、そのものの持つ芯の部分、目には見えない、言葉にはできないものだけれども、そこに存在する、その瞬間のその人自身が、そこにはある。
その人のありよう。
それがあらわれている。
作家の器はそういうものです。
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