「粉引」といっても、その表情は作り手によって様々。
土や釉薬の選び方・使い方・焼き方によって「粉引」と一言では括れないほどの巾がある。
竹本さんの粉引。
青みがかっているのもあるし、ピンクっぽいものもあるし、白やグレーっぽいものもある。
ツヤのあるものもあるし、カサカサと乾いた質感のものもある。
泥ヒビの沢山あるものもあるし、貫入が沢山はいっているものもある。
一人の作家が作り出す粉引の中にも、様々なバリエーションがあり、それぞれに違った趣きを持つ。
こんな手のひらに納まってしまうほど小さな器でも、竹本さんならではの表現があり、器としてはもちろんのこと、陶芸作品としての魅力も詰まっている。
そういうものを食卓で使える贅沢さ。
こういう小さな器からも味わってほしい。
径9cm 高さ1.5cm 972円
あ、こういう豆皿は、梅干しとか、佃煮とか、バターやジャムとか、干菓子とか、チョコレートとか、そういうものをちょっとのせるのに使える器です。
食事の時にも、お茶の時間にも、登場させてくださいね。