生花の話を書くのに、ドライ植物が写った画像でごめんあそばせ。
そもそも、これを書く元になったのが、ここに飾っていた生花が枯れたからなのであります。
さて、暑くなり湿度が高くなる、この季節。
花器の中も蒸れて雑菌が沸きまくる、って知ってましたか? 奥さんっ!
ま、ちょっと考えれば当然なのですけれども、そんなこと考えたことありませんでした。
花器の中は雑菌だらけ。
手入れをしなければ、あっという間に花が傷む。朽ちる。腐る。
手入れなんて、ほとんどしたとないワタクシですから、花もあっと言う間に枯れてしまうってぇのは、当然の結果なのですね。(反省)
それを見た、お隣のNaco.さん(ブリザーブドフラワーのお店)が、生花と花器の手入れの仕方を教えてくれました。
Naco.さんは、もともと生花を扱っていた方ですから生花にお詳しい。
この季節に限らず、花を活ける器の中は蒸れて雑菌が沢山沸いてしまうので、花器はできれば毎日消毒するほうがよいのだそうです。
消毒の仕方は、薄めた漂白剤で洗う、という簡単なものなのですが、これをするとしないとでは花持ちが全然違う。
お花屋さんは、毎日、毎日、これをする。
花器を塩素で洗うのです。
いゃぁ、大変です。
そして、花を活ける際にも、花器の大きさに合わせて水に数滴の漂白剤をたらす、と花が長持ちするのですって。
お花屋さん目線でみると、口の小さな一輪挿しなどは、中がどうなっちゃっているのか気になって仕方がないとか!
そうですよねぇ。植物の生の切り口が、水に入って、そして蒸れて雑菌が沸きまくっているんですものね〜。
そもそも夏は花の傷みが早いので、なおさら、ちょっと一手間、かけてあげられると、花も嬉しいかもしれませんね。
ちなみにガラスの花器などは、一日水をほうっておくと、花器に白い跡がついてとれ難くなってしまいますが、これも漂白剤を数的たらしておくことで、多少は防げると思います。
(だってだって、ガラスについてしまった白い跡は、強力な塩素(トイレのサンポール原液など)で洗うと落ちるから)
漂白剤。漂白以外にも使ってみましょう。
どうぞお試しください。